住宅のローンを押さえる低価格住宅
今、アパレルの世界では安くておしゃれないわゆるプチプラという商品を扱うお店が人気です。この安くて魅力的なものにこだわる流れが家づくり、住宅にも波及してきていると感じます。ただし、ファッションと違う点は、住宅の場合、安くて質が悪い、というものは生き残れないということです。住宅の場合、何十年というローンを組むことになりますので、安かろう悪かろうの家は売れるわけがないのです。先日最近人気のある低価格住宅会社に関する特集がニュースで放送されていました。その住宅会社はこれまでの住宅価格の常識を覆すような低価格でありながら、質を極限まで落とさない、というサービスが売りの会社でした。私はそれまで家というのは、費用=質だと考えていたので、費用を抑えるのに質を大幅に落とさない、などできるはずがないと思っていました。しかしその住宅会社は、質を落とさないために他の部分の予算を削るというアイデアで徹底的にコストを削減していました。どの部分を削ったのかというと、住宅作りの際にかかる建材から釘一本に至るまで不要と思われるものを徹底的に見直しコストカットをはかるのです。もちろん住宅作りに必要なものまで省いたりはしません。住宅にはなくても大差のない工程などもかなりあるらしく、その辺を効率よく省くことにより、大幅なコストカットが可能になったといいます。これにより、それまで一戸建てを諦めていた若い夫婦も自分の家をローンで購入できるようになり、これまで恵まれた人以外若い内に一戸建ては建てられない、という概念が崩れました。これからはこのような人にとっても環境にとってもエコな住宅の人気はさらに高まると予想しています。
